だれもが楽しめるこども音楽フェスティバル
こども音楽フェスティバルでは、さまざまなアプローチで、だれもが楽しめるインクルーシブなフェスティバルを目指します。障がいの有無や年齢、置かれた環境や背景にかかわらず、音楽に触れる感動を届けたい。クリエイティビティやテクノロジーの力でチャレンジする、現在進行形の取り組みです。
ゆる楽器によるセッション
だれもが演奏でき、音楽を自由に楽しめる「ゆる楽器」。鼻歌で演奏できる「ウルトラライトサックス」、光や振動で音を感じることができる「ハグドラム」など、障がいがある方もない方も、一緒にセッションを楽しむことができます。
期間中には、事前申込制のワークショップを開催予定です。
協力:株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント/世界ゆるミュージック協会
音楽 × アート ワークショップ
音楽に触れて、アートで感動を表現する。障がいの有無にかかわらず、感じたことをさまざまな画材や道具を使って表現するワークショップです。こどもたちと一緒に作り上げた作品が、さまざまなプロダクトとなりフェスティバルを彩ります。
※画像はイメージです
期間中には、事前申込制のワークショップを開催予定です。
協力:株式会社ソニー・ミュージックソリューションズ/一般社団法人konst
聴きたいをかなえる
テクノロジー
次世代Bluetooth®の機能である「Auracast™(オーラキャスト)」*1を導入したコンサートを、日本ではじめて*2開催します。
Auracast対応ヘッドホンを使って、聴こえにくさのある子どもたちにコンサートホールでヘッドホン越しにリアルタイム(超低遅延)で音楽を楽しんでいただく試みです。手元のスマートフォンで音量とイコライザ(音の周波数帯)の設定をすることができます。
*1 オーラキャスト(Auracast)はBluetoothの新機能で、スマートフォン、ノートPC、TVなどの送信機器から、複数の受信機器に向けて同時にオーディオ信号を配信/共有できる機能です。オーディオ共有やミュート解除を最高の音で実現して、周囲の人や環境との関りをさらに豊かにします。
*2 2024年12月25日時点 Bluetooth SIG調べ
*3 実際に使用する機器は変更になる場合があります。
※Bluetooth®ワードマークおよびロゴは、Bluetooth SIG, Inc.が所有する登録商標です。Auracast™ワードマークおよびロゴは、Bluetooth SIG, Inc.が所有する商標です。ソニーグループ株式会社及びその子会社はこれらのマークをライセンスに基づいて使用しています。
対象:軽度~中等度難聴のお子さまを事前にご招待します
協力:ソニー株式会社
観たいをかなえるテクノロジー
ロービジョン*3の子どもたちに、「網膜投影カメラキット」と「RETISSA ON HAND」を使って、コンサートホールでステージ上の演奏者の動きをつぶさに見ながら鑑賞する機会を創ります。聴こえてくる音や雰囲気を楽しんでいた子どもたちに、楽器を演奏する動きや演奏者の様子などが見える喜びを届けます。
*3 ロービジョンとは、何らかの原因により視覚に障がいがあり、メガネやコンタクトレンズを装着しても「見えにくい」「まぶしい」「見える範囲が狭くて歩きにくい」など日常生活での不自由さをきたしている状態を指します。その人口は世界に2億5千万人、日本国内では145万人と推定されています。
※医療機器ではなく、特定の疾患の治療や視力補正を意図するものではありません。
対象:関東近郊のロービジョンのお子さまを中心に事前にご招待します
協力:ソニー株式会社/株式会社QDレーザ
ソニー音楽財団 子ども音楽基金で支援してきた団体や、サントリーグループの次世代エンパワメント活動「君は未知数」でサポートしている団体を通じて、さまざまな環境にある子どもたちをこども音楽フェスティバルにご招待します。
こども音楽フェスティバル期間中、アーク・カラヤン広場にてアクセシビリティやインクルーシブな取組みに関連する展示・体験ブースを設置します。
※前回の様子
- 問合せ先
- ソニー音楽財団